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日の本焚き火を灯し会・焚き火小屋建築過程です。一人で小屋を建てたい人の参考にどうぞ。

シロフクロウさんは日の本焚き火を灯し会の会長をしております。まぁ、自分で名乗っていれば世話は無いというか、
立候補も選挙もなかったが、白神山地に生まれた自然児のフクロウさんが焚き火会長をしなくて、誰がやるっちゅうねん!
とうことで、私が焚き火のエバンジェリストをしております。今では感化された数家族が、焚き火の楽しみを享受している。
1991年創立以来15年経つが、チッとも会員は増えない。会長が人嫌いな仙人気質で、友人を作る意欲に乏しいからなぁ〜。


能書きが長くなったけれど、話を続ける。
日の本焚き火を灯し会を結成した翌年、副会長のM夫人が、私に「焚き火小屋を作れないものかしら」と言う。
なんでも、聞くところによれば、自宅から歩いていけるところに、土地を購入してあり、畑として使っているけれど、
北は広い雑木林で東は牧草地、西は畑だという。おお!牧草地と手入れされた雑木林が有るのなら、野趣豊かで好適地だ。
その後の経緯は省略するが、とにかく私が建築を引き受けたからには、既に小屋は完成したも同然である。

1992年11月18日★地鎮祭にて祝詞をあげるフクロウさん
で、いきなりの建築前の地鎮祭の様子を写した写真です。祝詞をあげるシロフクロウと、M夫人であります。
1992年当時は、デジカメ写真も無いから、これはアルバムのサービス版写真を、デジカメ撮影したものです。

この地鎮祭は、夫人のこだわりであり、やりたかったらしい。彼女が縄とか御幣などを、全部用意していました。
で、彼女が用意してきた【祝詞】を書いた紙切れを私に渡して「これで祝詞をあげて頂戴」と、いきなり言う。
おお!いいとも、お経を空で唱えられるシロフクロウさんは、大工仕事も出来れば、神主の真似事もたやすいことだ。
でもって、建築現場で仕事をするのは私が一人で建てました。フクロウ仙人は人嫌いというか・・
やくたいもない手伝いが居るのは邪魔なだけですからな。

基礎・土台の構造と、基本的な考え方

M夫人から相談を受けた時のフクロウさんは、やおら計算機を取りだし、
ツーバイフォー部材の価格とコンパネ・ベニヤ板の単価に、必要枚数をかけ算し
数分後には「8万円ちょっとで出来上がる」と宣言した。「ええっ!そんなので、出来るの!!」と驚く副会長M夫人。
「なるべく安くしたいと、今、言ったばかりじゃない!安けりゃ、御不満でもおあり?」とて話はまとまった。
14年前の9万円では、物置だって、この大きさのは買えなかった。ちなみに隣の敷地の同程度の小屋は30万円以上という。

M夫妻には必要建築材料メモを渡して購入させる。私は建築現場に妻の愛車であるテラノで御出勤風に通うことになった。
そうなのです!この小屋建築は、誰の手も借りず、M夫妻の手も借りずに、私が一人だけで建てるのです。
工事用電源は近くの民家から、長いコードリールを2個繋いで、建築現場に引いて貰った。帰宅時は接続部を切って帰る。

土台は大谷石を二段重ねして、腐食を防ぐために厚手のゴム足を履かせた。
全部をツーバイフォー部材だけにしたかったが、強度を考えると、土台根太の四枠には柱を使わざるを得ない。
安くあげるために間伐材の柱を使用した。これにいきなりツーバイフォーの板を16本立てた。写真がその様子。
16本のうち、四隅には二本をL型に接合したものを使って強度を上げる。
壁などの横板補強は、幅広のツーバイフォー部材で補強するが、これは屋根葺き完了後にやらないと作業の邪魔になる。
そもそも、壁の強度はベニヤコンパネによって確保されるので、ツーバイフォー部材は壁構造の一部でしかない。

16本の柱を上部で接合した状態

大事な基本だが、コンパネもツーバイフォーも、出来るだけ切断せずに使うように、
初期設計を頭の中で考えてから工事に取りかかることです。
特に、床板や屋根に使うコンパネは、一切切断することなく使用するようにします。工事が簡単に済みますから。
ちなみに、私はこの建築で、一切設計図を書いていません。全ては頭の中でコンパネの構成を把握しただけです。

一人で建てるには、要領の良い作業順が大事です

工事を進めるときも、作業がしやすいように、あらかじめ工事順番を考えます。
建築物で、一番大変なのは屋根構造と梁構造なので、作業がやりやすいように、工事手順を工夫する必要があります。
この写真で、四隅の上部のみにコンパネを張って、下に空間を残したままで、屋根工事を開始しているのは、
上の屋根工事に必要な資材を下から運ぶのに便利だからです。上部四隅を固定すれば人間が乗れる強度が確保される。
なにせ、たった一人だけで工事をするのですから、頭を使わないと、物を持ち運ぶだけで余分な労力が増える。
この写真はどうして撮ったのかというと、
セルフタイマーを使って、屋根まで上がってVサインしましたデス。ま、楽しんで仕事しないといけませんから。
セルフタイマー中、駆け上がりが間に合わず、ハシゴを登りきる前にパチリ!の失敗写真が右です。わははっ!

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