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この写真のオリンパスS7Rはオリジナル状態を保っています。鹿子模様の木製組格子姿が美しい秀麗なデザインの名器でした。多くのジャズファンに支持され、使いやすいシステムスピーカーでもあった。低音ユニットはLE15AウーファとパッシブラジェーターPR15を使用。3ウェイのオリンパスはS8Rと呼ばれ、375ドライバー・HL93ホーン・075ツィーター入り。2ウェイのS7Rの構成はLE85ドライバーとHL91ホーンでした。S7Rのほうがまとまりがあって良かったように思う。Oympusは銘器として後世に語り継がれるであろう。また、JBLヴィンティージとして現代に通用するのは、このクラス以上の製品と思う。fukuroo3にとって無粋なデザインのプロシリーズはJBLとは認めがたい。よって4343や4350は掲載対象外。

上の写真のオリンパスは3ウェイ機のS8Rで、音響レンズを外してあり、ホーン開口部が見えます。
当時のエピソードを紹介する。新宿の宝ビルにあった山水ショールームでもオリンパスはジャズの再生に威力を発揮し、上級機のパラゴンよりも良い音で鳴っていた。来客もほとんどがオリンパスでの再生を希望していました。fukuroo3は持参のLPをパラゴンで聞かせてもらったが、低音も高音も出なくてカラスのようにカァーコォーと鳴くパラゴンには閉口した。これはいけません、もういいです、オリンパスで鳴らしてください、と、頼んだ記憶がある。かほどにパラゴンは難物中の難物であった。


JBL製ホーンには音響レンズが付き物でした。LE85ドライバーにはHL91ホーンと合致するレンズというように、
それぞれのドライバーとホーンとレンズの組み合わせがありました。
オリンパスの箱型番はC50です。オリンパスの発売時期は1960年なので1958年発売のパラゴンよりも2年新しく、ほぼ同時代。
JBLolympusの写真を、もう一枚、上に追加しておきます。裏面とネットワークの様子などが解る写真です。
下に掲載した写真は、JBL DELPHI(デルフィ)というキャビネットで、オリンパスやアポロとセットで使用するもの。
デザインやサイズが合致するように作られている。右の2枚写真は木製蓋を開けた状態で、アンプが取り去られ、
LPプレーヤーのみが残っている。




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